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Twitterの文字数の上限が140文字から1万字に引き上げられたら何が変わるのか。

文字数の上限が140文字から10000文字に引き上げるというニュースが今年に入ってから注目を集めています。字数の上限緩和で何が変わるのかを検討します。
Twitterの140文字制限を撤廃する話題は以前から取り沙汰されていましたが、今年に入って2016年3月までに上限を10000文字にする予定であることを各メディアが発表しました。これに対し、Twitterのジャック・ドーシーCEOも肯定的なコメントを残しているということで今後の動きに注目が集まっています。もし、140文字制限が撤廃された場合にTwitterの拡散力やプロモーション効果にはどれほどの影響を及ぼすのでしょうか?
●文字数の上限を140文字から1万字に引き上げることで、どう変化するか?
文字数の上限を引き上げることで、Twitterを初めたばかりのユーザーでも140文字という文字数制限を気にすることなく、投稿ができるようになることが考えられます。また、140文字では伝えきれないことを複数のツイートに分けて伝える必要がなくなります。その結果、全体のツイート数が減ってユーザーがタイムラインで得たい情報を見つけやすくなる可能性があります。
●より多くの情報を発信できるが、拡散力が落ちる懸念
Twitterのジャック・ドーシーCEOは、140文字制限の撤廃に関してツイッターで次のようにコメントしています。
「Twitterで人々がどのようなことをしているのかを、私たちは多くの時間をかけて観察してきた。テキストのスクリーンショットを撮って、それをツイートしているユーザーをよく見かける」
「これが実際、本当のテキストだったらどうだろう。検索や強調表示ができ、もっと便利で強力になる」
文字制限をなくすことで、情報の検索がしやすくなることは一理あるかもしれません。しかし、140文字で書くという手軽さがなくなるため、ユーザーの温度感にばらつきが出て拡散力が落ちるのではという懸念はあります。実際、手軽さを失うという点を懸念するユーザーも多く、中には「Twitterを辞める」という意見もあります。Twitterを利用してサービスや商品のプロモーションを行っている企業にとっては、この点は非常に問題かもしれません。
●字数制限の大幅緩和で、新たな価値を生みだせるか
英語圏など多くの文字数が必要となる地域においては、140文字制限は不便かもしれません。しかし、日本語は2バイト文字のため、140文字でも十分なメッセージや文章を書くことができます。日本でTwitterの人気が根強いのは言語の違いもあるのかもしれません。
はたして、この文字数上限の撤廃はTwitterというプラットフォームに新たな価値を生み出すのでしょうか。今後も、Twitterの動向から目を離せません。
参考URL
http://gigazine.net/news/20160106-twitter-character-limit/
http://jp.techcrunch.com/2016/01/06/20160105information-density/